こんにちは。編集部の宮藤と申します。
今回の編集日記も、前回に続いて私が担当させていただきます。

昨年発売した『魚ビジネス』の第2弾として、2024年2月に『肉ビジネス』が発売になります。これから当社では「◯◯ビジネス」をシリーズ化し、幅広く第一次産業を扱う「ビジネス×教養書」のラインナップを充実できたらと考えています。

そこで2回に分けて、前編で『魚ビジネス』、今回の後編では『肉ビジネス』の制作について書かせていただきます。何かの参考になればいいのですが、もし参考にならなくても気に留めていただけたら嬉しいです。

書店からもらったシリーズ化への期待の声

みなさんのおかげで、『魚ビジネス』は想定以上にロングセラーとなりました。

その反響を受け、一部の書店では「次は◯◯ビジネスを出すんですか」という声があったそうで、書店営業スタッフを経由して当社にも届き始めたのです。

そこで部内でも「次はどのテーマにするか」を考える中で、「次は肉ビジネスで行こう」という話になりました。

『魚ビジネス』はどちらかというと「プロダクトアウト」での制作でしたが、今回は現場の声を受けた「マーケットイン」として制作を行うことになりました。

「○○ビジネス」のシリーズ化を目指して社長と話し合う中で決めたのは、次の3つでした。

■決めたこと
・インパクトの強いイラストを入れたカバーデザインにする
・写真は冒頭のカラーページだけに入れる
・本文はオーソドックスなデザインにする

今回の『肉ビジネス』もこの方針を踏襲しています。

実家は魚屋でも、生粋の肉好き

今回『肉ビジネス』を書いたのは、普段は会社員として働きながら、「肉の求道者」を名乗り和牛の魅力を発信している小池克臣さんです。

小池さんは学生時代からの肉好きが高じて、ブログ全盛だった2008年から焼肉ブログをスタートし、肉の知識を身につけ、しまいには海外のお金持ちが来日した際においしい神戸ビーフを提供するお店を紹介し、そのお礼に高級時計をプレゼントしてもらう(!)という、誰にも真似できない経験をされています。

しかも、小池さんの実家は肉とは関係なく、横浜にある魚屋さん(!)というユニークな方です。

肉をこよなく愛する小池さんの熱の込められた文章は、ぜひ読んでいただきたいですし、巻末に載せた「おすすめの焼肉・ステーキ店15選」にも足を運んでみてください。

表紙に隠される遊び心

『魚ビジネス』のカバーには、大きなマグロのイラストが入っていて、このマグロを使ったポップを書店で使用していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

それを受けて、『肉ビジネス』でも魚と同じように、インパクトのあるイラストにできたらと考えて、今回はステーキ肉にしています。

ほかにも、和牛のイラストを入れる案もありましたが、検討の末今回は見送ることになりました。その代わり、ステーキ肉のサシには隠れミッキーのように牛のイラストを入れています。

書店で手に取ったときや、ネット書店でカバーを見る際、どこに牛のイラストがあるかぜひ探してみてください。

 

 

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