暗闇の中でも希望を描ける「世界観」のつくり方【前編】

ビジネスブックアカデミー

2024年10月15日 21:00 更新

未来が明るくなる気がしない。
それなら、自分たちで明るい未来像・世界観を描こう。

多くの人が将来への不安やモヤモヤを抱えるこの時代に、『世界観のデザイン』の著者、岩渕正樹さんは、使命感から自身の経験や知見を体系化しようと考えました。

岩渕さんは現在、ニューヨークのJPモルガン・チェース銀行でデザイン・フューチャリストとして活躍しています。「社会のインフラ」とも言える銀行で「未来洞察」を行うという類を見ないチャレンジングな仕事です。

私たちも政府や国際組織が明るいビジョンを提示してくれるのをただ待つのではなく、一人ひとりが自ら未来像を描く力が必要な時代になっています。

今回は、デザイン・フューチャリストとしての活動を紐解きながら、初の著書『世界観のデザイン』に込めた思いや、これからのビジネスパーソンに求められるマインドセットについて伺いました。

 

主な内容
・出版のきっかけ
・デザインへの興味が芽生えるきっかけ
・日本IBMでの経験
・「デザイン・フューチャリスト」という仕事
・『世界観のデザイン』の反響と今後の展望

 

【著者紹介】岩渕正樹
ニューヨークを拠点とするデザイン実践者・研究者・教育者。東京・浅草生まれ。東京大学工学部、同大学院学際情報学府修了後、IBM Designでの社会人経験を経て、2018年より在米。2020年パーソンズ美術大学修了。現在は米JPモルガン・チェース銀行初のデザイン・フューチャリストとして、戦略的な未来洞察や新規サービスのコンセプトデザインに従事。また、東北大学特任准教授として、世界観のデザインの研究・教育を通じて21世紀の学生の価値創造力の醸成に尽力。近年の受賞に米Core77デザインアワードなど。Design Futures Initiative 東京支部代表、Good Living 2050 国際ビジョンコンテスト審査員。

 

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