2024年12月11日、クロスメディアグループは人事図書館との初のコラボレーションイベントとして、「課題解決のための選書ワークショップ」を開催いたしました。
『ビジネス読書手帳』開発チームの濱中悠花と岡田基生が人事図書館の浅賀桃子さんと共に、人事図書館の蔵書を使いながら選書のヒントをお伝えしました。
今回はそのイベントの様子をレポートします。
アイスブレイク:「今年読んで一番面白かった本は?」
人事図書館では、学びあう仲間としてフラットなコミュニケーションを取るためのルールがあります。その中の1つに「実名を使用しない」という決まりがあり、自己紹介もニックネームで行うことになっています。イベントの最初のアイスブレイクでは、年末ということもあり、「今年読んで一番面白かった本」を共有しながら和やかにスタートしました。
『ビジネス読書手帳』を使ったワーク
前半では、濱中が中心となり、『ビジネス読書手帳』の生まれた背景や、使い方のポイントを解説しました。手帳の一部のページをお配りし、サンプルの冊子も手に取ってもらいながら、活用のイメージをつかんでいただきました。
一つ目のワークでは、『ビジネス読書手帳』の一番最初に出てくるチャートを利用してスキル診断を体験しました。「カッツ理論」に基づいた「テクニカルスキル」「ヒューマンスキル」「コンセプチュアルスキル」の3つのカテゴリに沿って診断することで、自分自身を客観視することができます。
自分に合ったビジネス書の選び方
後半はビジネス書を選ぶ際の選書のポイントをお伝えしました。
読書といってもジャンルは様々ありますが、『ビジネス読書手帳』はビジネス書の活用に特化しています。岡田が「楽しむための読書」と「ビジネス読書」の違いを明確にした上で、本を選ぶ際に着目すべき点について例を挙げながら説明しました。
ビジネス書を選ぶ際の前提としてお伝えしたのは、「設計思想と機能」というフレームワークです。その本の内容が自分の抱える課題の解決につながるかどうかを判断する際に活用できます。
元書店員であった岡田ならではの選書の視点は、参加者の方々にとって新しい発見になったようでした。
また、岡田のパートで、選書の基準となる自身の課題を洗い出すワークも実施。参加者同士で少し会話したり、登壇者に相談したり、内省したりしながら、今自分が抱える課題を書き出しました。
人事図書館の浅賀さんにも図書館における本の分類や図書館の効果的な利用方法についてもご説明いただきました。
最後のワークは選書です。人事図書館の蔵書の中から、各自が設定した課題の解決につながりそうな本を選びました。
選んだ本のシェア
限られた時間の中で、全員が「これだ!」という本を選ぶことができました。一人ひとりが自分の課題と選んだ書籍をシェアしました。
「書棚を眺めていたら想定外の本に出会った」という感想も多く、思いがけない本との出会いがあるのもリアル図書館ならではの体験だと感じます。
最後に、参加者の皆さんが選んだ本を一か所に集めて写真を撮りました。
この日、このイベントがなければ一同に集まることはなかったであろうラインナップ。
人事図書館のアットホームな環境で、最初から最後までとてもリラックスした雰囲気の中で学びと交流の深まるイベントとなりました!
今後もクロスメディアグループはビジネスパーソンの皆さんの力になれるイベントを企画・開催していきます。SNS等で情報発信していますので、ぜひチェックしてみてください。
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