今、アメリカ企業では、行き過ぎたダイバーシティ施策の見直しが図られているようです。
そもそも、なぜ企業にダイバーシティが必要かというと、人それぞれの個性や能力を活かし、組織に貢献できる環境をつくるためです。
ただ、昨今の企業のダイバーシティ施策には、「組織に貢献できる環境をつくるため」という本来の目的が忘れられ、人種や性別、年齢など、人それぞれの違いを認め受け入れる、という表面的な言葉だけが一人歩きしているように思います。
クロスメディアグループとしては、経営理念と仕事観の一致という同質性を基本とし、その上に創造や発想などアイデアの多様性を促進しています。
トレンドをつくるといった私たちの仕事に反することかもしれませんが、ビジネスの流行語に左右されない、本質的な経営をしていきたいと思います。
クロスメディアグループ 代表 小早川幸一郎