大きな仕事を成し遂げるには、多くの人の力を借りなければなりません。そして、その人々を巻き込み、価値ある仕事を生み出すためには、単なる能力や報酬だけでは限界があります。リーダーに「徳」があるかどうか。それが人を惹きつけ、信頼を得て、困難を共に乗り越える原動力になります。
私自身、会社を成長させるために経営のスキルを高めようと日々努力しています。しかし、成功しているリーダーとそうでないリーダーを見比べるなかで、能力と同じくらい、いやそれ以上に「徳を積む」ことの重要性を最近では感じています。
能力は、学びや経験によって短期間で向上させることもできますが、徳はそう簡単に身につくものではありません。言葉遣い、態度、約束を守る姿勢、人への思いやり。日々の積み重ねのなかでしか育まれない、目には見えない資質です。
経営とは、終わりのない挑戦です。そして経営者としての成長も、終わりのない道のりです。だからこそ、能力と人徳の両輪を意識しながら、目に見えない価値を意識して磨いていく。そんな姿勢が、信頼される経営を築くことにつながると、あらためて感じています。
クロスメディアグループ代表取締役 小早川幸一郎
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