こんにちは。月1回の連載を目指しているものの、2回目にして早くも継続することの大変さを感じている大森です。
前回は「経理財務のおススメ本」というテーマで、出版社ならではの視点でいろいろな本を紹介しましたが、今回は社内のことを紹介したく、「事業部と管理部」というテーマで語ってみたいと思います。
現場を知る人たちでつくる管理部
弊社はグループ全体で60名超の社員がおり、管理部門は私を含めて5名の社員という構成なのですが、実は5人全員「事業部出身」なのです。編集部で本をつくっていたメンバーもいれば、書店向けの営業をしていたメンバーもいます。
これは、事業部が向いていないから管理部門で、、、というネガティブな理由では決してなく、適材適所な配置の結果、事業部を経て管理部門に従事している社員が集っているという状態なのです。これはとても特徴的だと思っています。
実際に異動してきた社員は、最初は仕事内容も雰囲気も今までと180度変わって慣れるまではとても大変なのですが、半年、1年と経つにつれて板についてくる社員ばかりで、今では皆すっかり順応して活躍しています。
その源泉は、管理部向けだからというだけでなく、事業部の経験を生かしていることも強みになっていると感じます。
どの会社でもそうなのですが、事業部には事業部の事情があるので、理解ができないと管理部門と事業部とで溝が生じてしまいます。(実際、私も以前いた会社でこのような構図は日常茶飯事でした…)
一方で事業部出身者が管理部にいると、例えば管理部で新しい施策を検討しなければならないときに、「売上を伸ばす足かせにならないか」とか「管理部の部分最適になっていないか」と考える癖が自然と身についている気がします。この、自分が前にいた部署のことを想像できることでのメリットは非常に大きいと感じています。
(それでも新しいことをする時は議論になることは時々ありますが・・・笑)
学ぶ姿勢と柔軟性でカバーするチーム
ただデメリットとしては、生え抜きのバックオフィス専門のスペシャリスト的な社員はいないので、どうしても知識や経験は不足しています。が、そこはアドバイザーの顧問の先生に相談したり、勤勉な社員が多いので都度都度調べたり資格取得の勉強でカバーしてキャッチアップをしています。
弊社の場合、出版事業、法人事業、アクティブヘルス事業、さらには新規事業といろいろなことをやっているので、バックオフィスに求められる業務や課題も実に多様です。その分、事業部への理解が求められます。
ということで、このような環境で自分を鍛えたいという人にはとてもエキサイティングな職場です。
なんだかちょっと採用目線な話になってしまいましたが、もし会社に興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたらいつでもご連絡ください!
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