こんにちは。大森です。
突然ですがクイズです。
Q1 よく売れていて毎日売り切れる豆大福がありました。製造原価は30円で販売価格は100円です。ある日、店員さんが誤って豆大福を落としてしまいました。さて何円の損失でしょうか?
①原価の「30円」
②利益の「70円」
③販売価格の「100円」
どれも正解っぽい選択肢ですよね。この問題は「毎日売り切れる」というのがミソです。
答えは③の「100円」です。
毎日売り切れるので、落としてしまったことで本来お客さんからもらえる100円の機会をそのまま損失してしまったことになります。したがって100円です。
続いてもう一つ問題です。
Q2 ラーメン屋さんが原価300円のラーメンを1000円で提供していました。あるお客さんがラーメンをこぼしてしまい、新しいラーメンを作ってあげました。ラーメン屋さんの損失はいくらでしょうか?
①原価の「300円」
②利益の「700円」
③販売価格の「1000円」
Q1と似ていますが、答えは①の「300円」です。同じお客さんへ提供したので売上は1000円で変わりませんが、2つ分作ったため原価が1つ分余計にかかったと考えるべきです。なので、損失は原価分のみです。
では最後にこの問題だとどうでしょうか?
Q3 あるドーナツ屋さんでは、ドーナツを大量に作って大量に売ります。原価は60円、販売価格は200円です。ただ1日の最後にはいつも必ずいくつか売れ残りが出てしまいます。この日ドーナツを1個地面に落としてしまいました。この時の損失はいくらでしょうか?
①原価の「60円」
②利益の「140円」
③販売価格の「200円」
すみません、この問題はひっかけで、答えは「0円」です。いつも必ず売れ残りが出るということは、廃棄するドーナツが1つ減るだけということになります。ラーメン屋さんの問題と似ていますが、ラーメン屋さんは追加費用が発生していたので、若干異なります。
これが有名な豆大福問題です。
※上記のクイズは『会計HACKS!』(山田真哉・小山龍介)より引用しています
このクイズは大好きで、会計の本質がギュッと詰まっていると思います。
何も考えずにつらーっとみると、どれも販売価格がそのまま損失のような気もしますが、販売、在庫、さらにはシチュエーションによって利益金額が変わるのが面白いです。
自社の商品に上記のケースに当てはめると、思わぬ形でコスト削減のヒントが生まれてくるかもしれませんね。せひお試しください!
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