最近あらためて思うことは、人にはそれぞれ性格があるということです。
当たり前のことのようですが、経営をしていると、この当たり前を忘れてしまうことがあります。同じことを伝えても、すぐに動く人もいれば、慎重に考えてから動く人もいる。数字で納得する人もいれば、感情や関係性で納得する人もいる。新しいことに前向きな人もいれば、変化に不安を感じる人もいます。
組織を動かすということは、同じ型に人を押し込めることではありません。一人ひとりの性格や特性を理解したうえで、どうすればその人が力を発揮できるのかを考えることです。もちろん、会社には目標があり、守るべき基準があります。性格を理由に責任や成果から逃げることはできません。
しかし、経営とは、人を変えることだけではなく、人を理解することでもあります。相手の性格を見ずに正論だけをぶつけても、組織は動きません。人それぞれの違いを理解しながら、同じ目標に向かって力を合わせる。その大切さを、最近あらためて感じています。
クロスメディアグループ 代表 小早川幸一郎