「魚ビジネス」|「ファーストペンギン!」の漁業監修も手がけた著者のながさき一生さんに聞く

ビジネスブックアカデミー

2023年11月26日 11:52 更新

世界のセレブにもリスペクトされている日本の魚食は、ワインのように、今後は世界の教養になっていく可能性があります。現に、レディー・ガガは美味しい寿司屋を知っていることで、周りから尊敬されているとか……。

魚について知っていることが、日本人としてのアイデンティティとなり、世界的に見てもステータスになっていくかもしれません。

本社で刊行した『魚ビジネス』は寿司の歴史からはじまり、漁業、養殖、水産加工、流通、小売店、最新技術など、次のような「魚の教養」について触れています。

本書作成の秘話や、一押しポイントを「ファーストペンギン!」の漁業監修も手がけた著者のながさき一生さん・当社の編集担当宮藤にインタビューしました。

主な内容

・ドラマ「ファーストペンギン」の漁業監修を手がける
・ドラマ監修の始まりは、、、
・ドラマ撮影現場の裏話
・新潟県の漁師の家庭で生まれ育つ
・『魚ビジネス』誕生までのエピソード
・東京海洋大学に入学
・築地市場の卸売企業で現場を経験
・東京海洋大学大学院で知的財産を研究
・流通システムの必要性を感じ、ICT業界へ
・「魚の流通はシステム化しない方が良い」
・水産業界を広める活動を開始
・魚プロダクションで魚のコンテンツを作成
・『魚ビジネス』著者 ながさきさん・編集担当 宮藤さんに聞く
・『魚ビジネス』の反響は?
・『魚ビジネス』どんな本?
・『魚』について網羅的に執筆したワケ
・『魚ビジネス』の誕生秘話
・著書で伝えたかったこと
・編集担当のイチオシポイント
・『魚ビジネス」の執筆中のエピソード
・『魚ビジネス』タッグのお二人が最近気になるキーワード
・『細胞培養』
・『クリエイティブ』

『魚ビジネス』

オバマ元大統領も、レディー・ガガも、デビッド・ベッカムも… 海外セレブが日本の魚に魅了されている! おさかなコーディネータが教える、ビジネスパーソンが知っておきたい「魚の教養」

食として魚の魅力をわかりやすく解説し、
日本テレビ系ドラマ「ファーストペンギン!」の漁業監修も手がけた著者による、
世界に誇るべき日本の魚文化について紹介します。

本書は、魚にまつわるビジネスから、寿司の歴史、
市場で美味しく魚を食べる方法、培養魚肉の最新技術など、
明日から使える豆知識を紹介する「魚の入門書」です。

・「大間マグロ」はなぜ高級なのか
・急拡大する鮮魚の直販ビジネス
・「サンマが食べられなくなる」は本当か
・「サバ缶ブーム」はなぜ起きたのか
・市場で食べるべき魚とは
・今後市場はいらなくなるのか
・繁盛している魚屋の特徴
・アラ汁があると店の魚は美味しくなる?
・培養魚肉で変わる天然/養殖の位置づけ

など、ビジネスとしてだけでなく、魚を食べる、楽しむためのコンテンツが詰まった1冊です。

 

著者プロフィール

ながさき一生(ながさき・いっき)

おさかなコーディネータ 株式会社さかなプロダクション 代表取締役。一般社団法人さかなの会 理事長・代表。東京海洋大学 非常勤講師。1984年、新潟県糸魚川市にある「筒石」という漁村の漁師の家庭で生まれ、家業を手伝いながら育つ。2007年に東京海洋大学を卒業後、築地市場の卸売企業に就職し、水産物流通の現場に携わる。その後、東京海洋大学大学院で魚のブランドや知的財産の研究を行い、修士課程を修了。2006年からは、ゆるい魚好きの集まり「さかなの会」を主宰し、「さかなを捌きまくる会」などの魚に関するイベントをこなす中で、メディアにも多数取り上げられる。2017年に「さかなプロダクション」を創業し独立。食としての魚をわかりやすく解説する中で、ふるさと納税のコンテンツ監修や、ドラマ「ファーストペンギン!」の漁業監修を手がける。水産業を取り巻く状況を良くし、魚のコンテンツを通じて世の中を良くするため、広く、深く、ゆるく、そして仲間たちと仲良く活動している。

 

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