こんにちは。編集部の神田です。

今回は『ホテルビジネス』ができるまでをご紹介します。

 

『魚ビジネス』『肉ビジネス』『野菜ビジネス』と、これまで3つの「ビジネスシリーズ」を出版してきたクロスメディア。書店の方々からも「次は何ビジネスが出るんですか?」と、ご期待の声をいただいていました。そんな中で制作が決まったのが『ホテルビジネス』です。クロスメディアのビジネスシリーズとしては初めて、食べ物以外をテーマにした書籍となりました。

旅行や出張で、誰もが一度は泊まったことのあるホテル。本書は、身近なのに意外と知らないホテルについて楽しく読める教養書として企画されました。

 

パンデミックを乗り越えたホテルビジネスの底力

 

新型コロナウイルスの流行により、大きな打撃を受けた宿泊産業。しかしそんな中でも、業績を伸ばし続けていたホテルや採用に応募が殺到するホテルがありました。そこには、どんなに厳しい状況にあっても工夫を凝らし、新しい取り組みに挑戦し続けてきたホテルの姿がありました。変化する時代やニーズに対応し進化を続けてきたことも、ホテルビジネスの大きな魅力の1つです。

最近はラグジュアリーホテルの増加もあり、単なる旅先の宿としてではなく、ホテル自体を旅の目的地にする人も多いようです。長期休暇に地方のホテルでゆっくり過ごす人、近場のホテルでスパを満喫する人。ホテルの可能性は広がり続けています。

 

そもそも、ラグジュアリーの定義って?

 

「一度でいいからラグジュアリーホテルのスイートルームに泊まってみたい!」——私もそんなふうに思ったことがありますが、そもそも、「ラグジュアリー」の定義とは何でしょうか? 本書の中ではそんな疑問にも答えています。価格やサービスはもちろん、そこで働く「人」がラグジュアリーな空間をつくっています。

日本では「サービスにお金を払う」という感覚があまりないかもしれません。しかし、そういった空間に行かなければ味わえないものが確実にあります。

「たまには少し奮発して、一流のおもてなしを体験してみようかな?」

本書には、そんな気分にさせてくれるエピソードが詰まっています。

 

自分だけのお気に入りのホテルを見つけてほしい

 

著者は、ホテル業界専門誌で編集長を務める林田研二さんです。書籍内では、長年、ホテル業界に携わってきた林田さんが独自の視点で選んだ「一生に一度は泊まるべきホテル・旅館」を紹介しています。また、巻頭のカラーページには、老舗ホテルから外資系高級ホテル、おなじみのビジネスまで、魅力的なホテルの写真をふんだんに掲載しました。これを見ただけでも、ホテルに泊まりに行きたくなるかもしれません。

 

本書を参考に、自分だけのお気に入りのホテルを見つけて、次のお休みはそこでゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。

その時はぜひ、『ホテルビジネス』も忘れずに!

 

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