はじめまして、こんにちは! クロスメディアで経理の実務を担当している、下井田(しもいだ)と申します。
普段は大森部長の下でスパルタ指導を受けながら……おっと、二人三脚で日々数字と向き合っています!
今回から数回にわたり、大森さんのこのコーナーを乗っ取り……いや、お借りして(笑)、みなさんに「経理のリアルな日常」がイメージできるような記事をお届けできればと思います。
僭越ながら、自己紹介がてらこちらのページもご紹介させていただきます。
ご覧いただけると、よりクロスメディアの経理が身近になるかも!?
さて、記念すべき第1回目のテーマはズバリ「経理の1ヶ月」です。
突然ですが、みなさんは「経理」という仕事にどんなイメージを持っていますか?
「毎日パソコンに向かって数字ばかり見ている」「地味で目立たない」「単純作業でつまらなそう」「クライアントワークがないから営業よりは楽そう」……
そんな声が聞こえてきそうです。
白状しますと、経理になる前の私もそう思っていました。
確かに、経理の仕事は毎月決まったサイクルで動く「ルーティーンワーク」がメインです。
外部のお客様との直接的なやりとりは少なく、基本的には社内のメンバーとのコミュニケーションが中心になります。
しかし、「だから楽」というわけでは決してありません。
どんな仕事もそうですが、会社を支え、成果を出そうと思うと、そこには地道な努力や泥臭さがあるんです。
では、経理は一体いつ、どんな風に大変なのか? 実際の1ヶ月のスケジュールを覗いてみましょう!
怒涛の「月初」:全業務の7割がここに集中!
経理の1ヶ月は、いきなり繁忙期から始まります。月初の主な仕事は以下の通りです。
● 仕訳(月次決算のベース)
● 納税
● 経費精算
● 売掛請求書の送付・ダブルチェック
● 支払請求書の取りまとめ、振込
● 社内間請求書の作成
● 在庫管理表の作成
いかがでしょう、このボリューム感。
実は、経理業務の約7割がこの月初に集中していると言っても過言ではありません。
中でも最重要ポイントは、なんといっても「仕訳」です。前月に行われた取引(売上と費用)をすべて正確に会計ソフトに入力していく作業ですね。
これが終わらないことには「月次決算」が締められず、会社として「先月どれだけ利益が出たのか」という最重要データが経営陣に報告できません。
経理のスピードと正確さが、会社の意思決定のスピードを左右する。
月初はまさに時間との戦いなのです。
落ち着きを取り戻す「月中」:確認と分析のフェーズ
怒涛の月初を乗り越えると、少しだけ息をつく暇ができます。
月中のメイン業務は、「印税チェック」「売掛金未入金先への連絡」「書籍タイトルごとのデータ入力」「分析作業」などです。ただ数字を入力するだけでなく、出てきた数字を分析して経営のヒントを探ったり、入金が遅れている取引先がないか確認します。
ここでの最重要ポイントは何と言っても印税。
当社では月に1回印税の振り込み業務が発生します。
振り込み金額が間違っていないか、抜け漏れがないか、他部署の担当者から受け取ったデータを念入りに確認します。
また、出版社では書籍を制作していますので、タイトルごとの売上と費用を管理しています。そのための入力作業もこのタイミングで行います。
会社のお金を守るためのディフェンス作業を行う重要な期間でもあります。
先を見据える「月末」:来月への布石
そして月末が近づくと、再び少しずつ忙しくなってきます。
各種支払いの「振込」業務に加え、「来月の月次決算に向けての準備」が始まります。 できる仕訳作業は今のうちに前倒しでやっておく、納税の準備を整えておくなど、この月末にどれだけ「未来の自分を助ける作業」ができるかが、翌月の月初の忙しさを左右するのです。
経理の1ヶ月はこんなイメージ

ルーティーンだけじゃない!クロスメディアの経理の面白さ
ここまで読んで、「やっぱり毎月同じことの繰り返しなんだな」と思った方もいるかもしれません。
確かに定型業務は多いですが、ここクロスメディアでは少し事情が違います。
私たちの会社では、常に新しい挑戦が行われ、新規事業が次々に立ち上がっています。
新しい事業が始まれば、当然そこには「新しいお金の動き」が生まれます。
それに伴い、私たち経理部門にも「この新しい取引は、どう処理するのが正解か?」「どんなフローを組めば効率よく管理できるか?」といった、これまでになかった新たな業務や課題が次々と舞い込んでくるのです。
ただ決められたレールの上を走るだけでなく、会社と一緒に成長しながら、新しいレールを自分たちで敷いていく。ルーティーンワークに収まらないダイナミックな変化を楽しめるのが、クロスメディアの経理の最大の面白さだと思っています。
経理は決して地味な仕事ではありません。
会社の血液である「お金」を管理し、会社の成長を一番近い特等席で見守ることができる、とてもエキサイティングな仕事なのです。
次回もまた、バックオフィスのリアルな裏側をお届けする予定です。お楽しみに!
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