1着数十万円のカシミヤニット、100万円を超えるスーツ――。
世界中のセレブやVIPを魅了する、イタリア発・最高峰の超高級ブランド「ブルネロ・クチネリ」。
そんな同氏の哲学をまとめた21年に発刊した書籍『人間主義的経営』の編集を担当したご縁で、代表の小早川が映画『ブルネロ 静かなる先見者』の上映会に足を運びました。
監督は『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ氏。
人間の尊厳と自然との調和を掲げる「人間のための資本主義」や、夢への志を重んじる「正しい労働」という哲学。イタリアの小さな村・ソロメオを拠点に、古城を本社に改修し、職人学校や劇場をつくりながら村の豊かな暮らしそのものを再生してきたクチネリ氏の実践は、世界中から注目されています。
日本では芸術家・企業家としてどこか神格化されている感のあるブルネロさんですが、スクリーンに映し出されるのは、農村生活と哲学の中から理想を描き、愚直に歩んできた一人の人間としての温もりでした。
ブルネロ・クチネリという人物やブランドを詳しく知らない方でも純粋に心を打たれる作品です。「人にも自然にも害を与えず、人間の幸福のために豊かに生きる経営とは何か」。特に組織や事業を率いる経営者の方には、ぜひ劇場で観ていただきたい一本です。
11月6日より全国公開されます。