こんにちは。クロスメディア経理担当の下井田です。

私は編集部門から経理部門へと異動になり、この会社で初めて経理の実務に挑戦することになりました。

「編集から経理へ」という、まったく異なる職種に就くことになった私。右も左もわからない状態から、一体何をしてきたのか。また、今振り返ってみて「はじめに何をしておくべきだったか」を、実体験を交えてお伝えしていきたいと思います。

「未経験で初めて経理になった」という方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

 

①簿記3級はすぐに勉強するべし!

「資格がなくても、経理の業務はできる」……最初はそう思っていました。 確かに、知識がなくてもこなせるルーティンワークはあります。しかし、経理の肝心要である「仕訳」は、簿記の知識がないと正直かなりきついです。

実務をこなしていけば自然と仕訳もできるようになるかと思いきや、まったくそんなことはありませんでした。やはり、専門知識が自然に身に付くほど甘くはなかったのです。

また、資格の勉強はその知識を習得するのに体系的に学べるのでおすすめです。

簿記について書かれた書籍を読むより資格の勉強をしたほうがいいです。一番効率よく学べます。

「経理に配属されたら、すぐにでも簿記3級の勉強を始めればよかった」と、今では強く後悔しています。

②決算書の本より、まずは「経理実務の本」を読むべし!

経理といえば「決算書が読めないといけない」というイメージがあったため、私は配属されて真っ先に決算書関連の本を読み漁りました。しかし今思えば、最初に読む必要はあまりなかったと感じています。

なぜなら経理初心者は決算書を読み解くスキルより、日次業務をこなすスキルの方が圧倒的に重要だからです。

ですので、日々のルーティンを回すための「日常業務に関する本」を読んだ方が、間違いなく実務に役立ちます。

【おすすめの1冊】

『この1冊ですべてわかる 経理業務の基本』(小島孝子 著/日本実業出版社)

全体の流れを掴むのに最適な一冊なので、まずはここからスタートするのがおすすめです。

 

③電卓はカシオよりシャープを買うべし

これから電卓を買うなら、圧倒的にシャープ製がおすすめです。 私は最初にカシオの電卓を買ってしまい、少し後悔しています。理由は「キーの配置」です。

カシオ製は数字のすぐ隣に「C(クリア)」や「AC(オールクリア)」があるため、計算の途中でうっかり「AC」を押してデータが消えてしまう……という悲劇がしばしば起こります。一方、シャープ製はこれらのボタンが数字から離れて配置されているため、押し間違いがほとんどありません(私も買い替えを検討中です)。

★電卓選びのチェックポイント

  • 必須機能:「税込」「税抜」ボタンがあること
  • あると便利:「時間計算」ボタンがあると、給与計算などの時に重宝します!

 

カシオ製は数字キーのすぐ隣に「C」「AC」があるところが使いづらい。

 

シャープ製はキーの配置が秀逸。

 

おわりに

一般的に、経理初心者がまずやるべきこととしては、次のような事柄がよく挙げられます。

  • 勘定科目と自社取引の流れを把握する
  • Excelスキルの習得
  • 日次・月次・年次業務といった、業務の全体像を把握する

もちろん、これらは言うまでもなく大切なことであり、配属された初期の段階でマスターすべき必須事項です。

しかし今回は、書籍やネットの記事にはなかなか載っていない、「未経験からスタートした私のリアルな実体験」だからこそ見えてきた、本当にやっておくべきことを厳選して挙げてみました。

新しく経理の道を歩み始めたみなさんの不安が、少しでも解消されれば幸いです。一緒に頑張っていきましょう!